曖昧な色は気持ち悪い 笑うみたいに染まっていく 絞める首は遠い夕方 女たちが駆けてひしゃげる将来像 洗っても落ちない指先の人工のかおり 泡と混ざって気持ちが悪い 階段下の空っぽの墓地 ここに入るのは一体いつ 指先で触れてみたい 産みおとした空白 こ…
夜の螺旋は二重で立体構造 羊水が静かに満ちている みんな流れていってしまえばいい みえない瞳の光は道標になるって言っていた でもわたしにはここがどこか分からない もう何も見えなくなってしまったから わたしの瞳も誰かの道標になれますか 葉脈が透けて…
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